「オープン戦、ロッテ4-5横浜」(16日、千葉)
 衝撃デビューだ!高校生ビッグ3の新人・唐川侑己投手(18)=成田高=がオープン戦で初登板初先発。一回に横浜の仁志敏久内野手(36)、石井琢朗内野手(37)から連続三振を奪うなど1回無安打無失点で、早期1軍昇格の可能性を高める初陣となった。パ・リーグはこの日、オープン戦の全日程を終了。20日に今季開幕戦を迎える。
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 「持てる力は最大限に出せたと思う」。圧巻の投球だった。18歳右腕・唐川の表情は自信が満ちていた。先頭の仁志を外角スライダーで空振り三振。続く石井から内角直球で見逃し三振を奪った。吉村は二飛に仕留め、三者凡退に退けた。
 右手中指負傷による出血で、予定の2イニングを投げず降板。「もっと投げたかったです」と悔しがったが、最速145キロを記録するなど存在感は十分に示した。
 ここまで同じ高校ビッグ3の日本ハム・中田、ヤクルト・由規の陰に隠れた存在も「2人に盛り上げてもらって、ゆっくりやりますよ」と自分を貫いた。それも唐川の強さ。百戦錬磨の仁志に「自分の投球を貫いていた。間違いなくエースになる素材。また絶対に対戦したい」と再戦を熱望させるほどだ。
 開幕2軍は決定しているが「素晴らしい投球を見せてくれると確信した。(2軍は)1軍でいい投球をするための準備」とバレンタイン監督。昨年4月に大嶺を1軍で先発させただけに、1軍デビューはビッグ3一番乗りの可能性十分だ。
 かつてのエース、ジョニー黒木が引退試合を行った翌日、さっそうと現れた“新星”唐川。「少しでも早く1軍に上がりたい」。その日は決して遠くない。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080317-00000024-dal-base

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楽しみな新人投手ですね。開幕1軍は難しいでしょうけど、シーズン中に1軍に上がって活躍してほしいですね。